NATURE 通信 Seasonal Video LetterNATURE通信September 2025 九月の海台風一過の日の出磯の夜明け岩と波と海鳥紺碧の渚波打ち際の夕暮れ赤い月昇る渚全編再生バックナンバーを見る愚老庵ノート NATURE Blog ✕
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お彼岸の季節になっても残暑が続きましたが
ようやく秋の気配を感じられるようになりました。
今年の日本の夏の平均気温は、観測史上一番高かったそうです。
蒸し暑さが続く海辺でNATUREの収録を続けていると、
「日本の四季が二季になる」という専門家の警告が、
現実のものになりつつあることを、肌で感じます。
今月お届けするのは、「九月の海」です。
気候は変動しても、自然の「生命の環」は回り続けています。
日が昇り、日が沈むという一日のサイクルの中で、
九月の海は、次々と神秘的な表情を見せてくれました。
自然は今、私たちに何を伝えようとしているのでしょう。
寄せては返す波のリズムと潮騒の響きが、
内宇宙深く「魂の世界」まで伝わりますように。
今日は、日曜日、朝から大学に行って人工知能の実験をする予定でした。起きてみると大粒の雨。いっぺんにその気が失せまして、今日は休みと決めました。
その時間で数か月ぶりにたまっていた愚老庵(GROW)に浸ることにしました。
「遠野」:先日、秋田で学会があり福井から秋田まで新幹線で向かいました。途中、遠野の近くをよぎり、奥羽山脈の南端を越えます。その時に「静謐な気配」を感じました。山や森から感じる感覚を言葉にできず”何か違うな”と思っていたのですが、「遠野」を読んでこれだと思いました。「静謐」が遠野の人たちが選んだ、遠野の自然から生まれているとのお考えに触れ、なるほどと納得しました。
「無明の中でこそ、神仏の光を感じることができる」:というお言葉は人がこの世を生きていくうえでとても大切で役に立つ、お言葉、考え方だと感じます。実践できるよう心根を訓練します。
「ワンちゃん」:私達にも「BALU」というワン公がいました。あいつが私に噛みついて手のひらから血が出たとき、わたしもバルに謝りましたし、あいつも私に”ごめんね”と目が謝ってました。その時本当の友達になりました。奴が死んでから13年たちます。最高に良い奴で、最高に可愛かったです。犬が人間のそばにいる理由が書いてあり、バルの澄んだ眼を思い出すと、なるほどとここでも納得しました。
「9月の海」:波は宇宙そのもの・・・?超ひも理論の現れ?魅力ありますね波は。
ありがとうございました。また、見させていただきます。