NATURE Report Seasonal Letter NATURE通信 October 2025 秋の息吹 地を下る雲 小さな秋 台風一過の海原 岩礁の波濤 白浪輝く渚 嵐のあとの夕波 バックナンバーを見る 愚老庵ノート NATURE Blog
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今年は、秋になっても次々と台風がやってきました。
台風が去るのを追いかけて、今月も海に来てしまいました。
台風は、地表の澱んだ空気を一掃し、
温暖化で高温となった海面を攪拌します。
そして、そこには新しい光が差し込みます。
私は台風が去った直後の海が大好きです。
それは大自然の驚異的な力が「ちっぽけな執われ」を
吹き飛ばしてくれるように感じるからです。
嵐が去った後に差し込む「清々しい」光が、
破壊と再生の時代を生きる皆さまに、
希望と勇気を与えてくれますように。
山と雲の映像、水墨画のようだ、と思いましたが、
水墨画の方が、自然を描いているのでしたね。
東山魁夷も、このダイナミックな動きの全容は、
絵画で、表しきれなかったでしょう。
海の白波、生まれ、盛り、砕け、散って、
また海に還る。人間のいのちを思わせる。
穏やかな自然も、荒ぶる自然も、本質は、
美しい、清々しい、調和している。
観て、聴いているだけで、呼吸が整う。
心臓の鼓動が、波と山と海と雲に共振する。
自然から、学ぶときにきているのだと思う。